東京都立産業技術大学院大学、AIIT (Advanced Institute of Industrial Technology, Japan)
橋本 洋志、担当授業 ,創造技術コース
データサイエンス特論の授業計画
1.授業の実施方法
2. レポート作成・提出法
3.成績評価
4.講義資料配布
== はじめに =====
新型コロナウイルス対策として、授業の実施方法を変更します。
全面遠隔授業対応とします。
不十分な点があるかもしれず、随時更新中です。
問題点を気づかれた場合にはお知らせください。
プロローグ:
- シラバスのうち、授業方法を変更します。これ以外は変更がありませんので、大学配布の「シラバス」を事前に良くお読みください。
- 第1回〜第12回(担当:橋本)の説明が本Webページです。
- 第13〜第15回(担当:大久保先生)の授業計画は後日manaba「掲示板」に掲載さ れま す。
- 各用語(赤文字)の説明は、この最後にある用語集にまとめて掲載しています。な
お、[ ]で 示されるのはmanabaの
項目です。
- 統計分析、回帰分析、動的システムの表現、周波数分析では数式を扱います。数式の分野は主に確率、線形代数、微分です。数学的解析は行いませんが、数
式を見る眼を養えることが必須です。
授業で必要なモノ
遠隔授業対応PCを各自で準備してください
- PythonシミュレーションのためPC使用を推奨します。スマ ホでも可能ですが、非常に学習効率が劣ることになるのでお勧めしません。
授業開始日と時間割の関係:
本授業は
2021年4月7日(水)を開始として、時間割記載の水曜日(20:10)と土
曜 日(14:45)に開講します。
- 橋
本担当分の第1回〜第12回は,遠隔授業と動画配信(オ
ンデマンド型)の組合せ授業(ブレンデッド授業形式)とします。(第13回〜15回は大 久保先生から後日にお知らせがあります)
- 集中して学習できるように、2回分をまとめて配信しま
す(配信時期は後述)。
授業実施の1週間のサイクル:
毎週日曜日(時間はmanabaに掲載)に、2回分(第n回、第(n+1)回、nは奇数)に動画配信されます。
- 4月4日(日)第1,2回の動画配信,.....,5月2日
(日)第9,10回の動画配信,5月9日(日)第11,12回の動画配信
- 動画配信サイトのトップページ
- 小テスト
- 動
画を見たら速やかにmanabaの[小テス ト]に解答してください。
- 提出締切:
- 時間割で水曜日の小テスト⇒ 同じ週の土曜日14:30
- 時間割で土曜日の小テスト⇒
翌週の水曜日20:00
- 注意:レポート提出と関係なく、小テストは毎回提出し
てください。
- レポート:
- 授業内容の深い理解を評価するためのものです。
- 提出締切は、manaba[レポート]
に記載されま す。
- 遠隔授業:
- オンライン会議アプリを用いた
同期性
のある解説と質問受付を行います。
- 期間は
4月7日(水)〜5
月19日(水、第12回が相当)の毎週水,土曜日(第13回以降は大久保先生の指示に従ってください)
- Google MeetのURLは毎回同じで,manaba[掲
示板]に最初に示します。
- 開始時刻は時間割と同じとして,開始時から15分
経過して参加者がゼロ人のとき、遠隔授業を閉じます。
- この時間帯での遠隔授業への入退室に関する制約を特に設けませ
ん。しかし、同時発話は混乱を招きますので、質問したいときには、手を挙げる(Meet機能)か、「質問いいでしょうか?」と発声して、私が指名
してから発言する ようにしてください。これは、質問以外に意見を述べたいときも同様です。
- 発言者以外の人はミュート(マイクをオフ)にしてください。
- 注意:大
学メールアカウントでログインしたWebから上記URLをクリックしてください。他のアカウントから上記URLを見よう
とすると「承認」手続きが必要となります。しかし、他者の閲覧を禁じるために、この「承認」手続きを行わないことがあり、視聴と質問ができませ
ん。
- 質問と回答は、履修者全員の共通知見とするため、
manaba[掲示板]に匿名とすることで掲載されることを承知してください。
- 掲示板を用いたオフライン(非同期性)の質問受付:
- 上記の同期性のある質問受付時間以外で、質問のある場合に
は、manaba[掲示板]のスレッドタイトルに「・・・の質問」と記述してから質問文を簡潔に書いてください。これは、他の多数
の履修生および教員に見られることを理解したうえで、授業に関係するものだけを受け付けます。
- 教員(私)は、週に2回以上は見るようにして、逐次、回
答します。そのため、回答が1〜3日程度遅延することを承知してください。
- また、本授業履修生が質問に対しての回答(掲示板の階
層化機能を用いると見やすくなります)や意見を述べることも歓迎しています。ただし、真に授業に関係することに限定してください。
- 掲示板上の質問と回答に対して,他の学生が意見やさ
らなる質問を大歓迎します。これによる学びの効果は大きく,いわゆる“集合知”を形成します。
用語集
manaba(クラウド型教育支援サービ
ス、LMS (Learning Management
System)の一種):履修登録した学生だけがmanabaにログインでき(この方法は大学からの資料にあります)、授業科目「データサイエンス特論」を選ぶと幾つかの
項目([小テスト][レポート][掲示板][コースコンテンツ]など)を見ることができます。
各役割を次に示します。
[掲示板]:「授業計画」⇒授業の実施方法を記載、
これ以外では「質疑応答」(スレッドを立てて階層的なQ&Aを記述できる)、「質問コーナ」用のTV会議のURL通知、他の告知など
に用いられる。
[コースコンテンツ]:動画配信の案内、授業用のコ
ンテンツ(テキスト(PDF)、ZIPファイル(HTML,レポートひな形など))を随時配信するために用いられます。
[小テスト]:毎回の視聴の理解を確認するために用
います(授業回数と同じ全15回において提出が必須)
[レポート]:深い考察を確認するために用います
(回数は上述した)。小テストと同時に提出が要求されます。
他:必要があれば、manabaの掲示板にその旨を
記載します。
遠隔授業:学生のみなさんは教室に入らず、
インターネット環境を利用できれば、
ど
の場所からでも授業を受けられる形態を指します。また、授業によっては、時間割にあまり囚われずに予習・復習およびレポート提出などが行えるなど「時
間の自由度向上」を設けたものもあります。
- 遠隔授業対応PC:インターネット接続、カメラ、マ
イク、スピーカーなどの機能を有するものです。Google Meetを用いるためブラウザは
Chromeが推奨されてい
ます。他のブラウザについて、Windowsの場合はEdge(しかも、2020年4月以降の最新バージョンでないと対応できません)を使用してくだ
さい。macOS, Linuxの場合、Safariなど各ブラウザも最新バージョンにしてください。
動画配信:
次の(v-1)を原則用います。しかし、COVID-19感染状況により円滑に配信
作業が行えない場合には、(v-2)を用います。どちらを使用するかは、授業開始直前に決め、このことをmanaba「コースコンテンツ」に記載しま
す。
(v-1) 大学のオンデマンド録画配信:https://va.aiit.ac.jp/
(v-2)
別のサイトの動画配信
- オンライン会議アプリ:Google
Meetを用います。このQuick Startは次にあります。
- 同期性:文科省用語として用いられている用語で、
理工系の実時間性に類似した使われ方がされている。インターネット経由を前提にしている場合には、一般に、数秒から十数秒程度の遅延を認めている。
- 質問コーナ:Google
Meetを通して、実時間での質問を受け付けることを質問コーナと称しています。これ以外に、質問は[掲示板]に記載してもかまいません。なるべく早急に回答するようにし
ます。また、誰かの質問に[掲示板]の階層化した書き込み機能を用いて、学生の誰かが回答することも歓迎します。ただし、授業の各回の内容に真に関連
したこと以外の書き込みは厳に慎んでください。
2.レポート作成・提出法
下記のファイルは、講義資料ダウンロード(下記)のDataScience.zipにあります。
- Report_template.docx(マイクロソフト
ワード):レポート用のひな型ファイルです。これを用いてレポート作成・提出してください。Microsoftワード(.docx)が使えない人は、これと同程度のフォー
マット(Report_template.pdf参照)であれば、どのソフトで作成してもかまいません。ただし、提出時はPDFに限定します。
- Report_HowTo.docx(同じものがPDFであり):レポート作成法(図の貼り付け方など)を書いたものです。スクリプト実行で得られる
図表をレポート用紙への貼り付け方が記載されています。
- Report_Ex_Spring_Damper.docx(同じものがPDFであり):レポート作成技法が書かれています。レポート評価ポイントで
ある考察の書き方例があります。
レポート提出は、「レポート」に上記のファイルをアップすることとなります。
3.成績評価
動画視聴を考慮して、この視聴確認とその理解度を見るための小テスト、さらに、深い考究を見るためのレポート、全体的な知識と考察力を見るための最終試験を設け、その評価
度の次のようにします。
- 小テスト(毎回の授業内容の理解度確認用) 2点×15回(毎回)=30点
- レポート(深い理解度を測るため) 10点x5回=50点
- 最終試験 20点 (実施方法は後日に
お知らせします)
合計 100点
小テスト、およびレポートの提出はmanaba→「データサイエンス特論」の中の次の項目を用います。また、受付開始時および提出締切日時も下記を見ればわか
ります。
- 小テスト⇒ manaba「小テスト」
- レポート⇒ manaba「レポート」
4. 講義資料配布
manaba「コースコンテンツ」から数回に分けて配布します。
一番最初に入手する"DataScience.zip"を解凍すると、フォルダDataScienceが生成されます。
このフォルダ内の"index.html"をクリックすると、授業用のHP(Home Page)が立ち上がります。
2回目以降の配布物について、これを解凍して、生成されたフォルダの中身をフォルダDataScienceに入れてください。
以上